改製原戸籍(かいせいはらこせき)って何ですか?

改製原戸籍(かいせいはらこせき)って何ですか?

改製原戸籍は「かいせいはらこせき」、「かいせいげんこせき」、「はらこせき」とも呼ばれています。

法改正により戸籍の改製(作り直し)が行われた際の、改製される前の古い戸籍のことを言います。

1994年(平成6年)の法務省令により、それまで紙の戸籍であったものがコンピュータで管理されるようになりました。

書式が縦書きから横書きとなり、書き方が文章形式から項目化形式になりました。

平成に行われた改製のため平成改製原戸籍とも呼ばれています。

自治体によっていつ改製されたのか異なるのでいつから改製原戸籍になるのかは各自治体にお問い合わせください。

栃木県小山市役所の現在戸籍(1、2番目の画像)と改製原戸籍(3、4番目の画像)のイメージ

改製は何度かされていますが、現在の相続登記では平成時代の改製原戸籍は必要になることがほとんどです。

相続登記のご依頼がある場合、戸籍の取得をご依頼者様にお願いしますが、

現在のコンピュータ化された戸籍は取っていただけますが、改製原戸籍を取り忘れている方が結構いらっしゃいます。

誠に恐れ入りますが改製原戸籍も相続登記に必要になってきますので併せて取得していただけると助かります。

戸籍の取り方を知りたい方はこちら